コワーキングスペースオープンのお知らせ
株式会社フロンティアコンサルティングは、2023年5月18日、大島町椿公園の大島町が所有する低利用施設を改修して「Izu -Oshima Co-Working Lab WELAGO」を正式オープンしました。また、同日、官民一帯による地域活性、地域課題解決や地域創生に資する還元人口(地域出身者や地域に縁がある人々などの内、地域への貢献意識が高く、個人が持つスキルや関係などの資源を積極的に地域に還元する人を対象とした人口と定義)の創出、地域と島外企業との関係づくりを目指し、大島町(町長:坂上 長一)と『多様な働き方による地域活性化に関する連携協定』を締結しました。
「WELAGO」は「ウェラゴ」と読み、「Work」と多島海域(諸島・列島)を表す「Archipelago」を掛け合わせた造語です。この名称には、私たちが掲げる「東京諸島を都市と地方の共存へ導く多働海域に。」というコミュニティステートメントを起点に、「都市と地方の共存社会を、多様な働き方から描く。」というコミュニティパーパスへと通じる一連の思想が込められています。
リアルスペースである「Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO」とともに、今後、本施設を活用したコミュニティ運営を予定しており、東京諸島を舞台にメディア運営やイベント企画、人材育成や地域ブランディングといった事業を行う株式会社TIAMと業務提携を結び、都市と地方が共存する社会を多様な働き方から促進していきます。
WELAGOは、東京が持つ「世界的な都市部」と「自然溢れる島嶼部」を、このエリアが持つ唯一無二の特徴であり価値と捉え、最大限に活用することで、コミュニティを活性化させていき、多様な働き方を生み出していくことで、新たなワークスタイルを創出していきます。
また、島嶼部が抱える様々な課題に対する解決への手掛かりを探り、次に起こすべく明確なアクションへとつなげていく仕組みや機会を創出していきます。特に、少子高齢化や人口減少、産業の衰退がより早いペースで進む島嶼部においては喫緊の課題が数多く存在します。そんな山積したさまざまな課題を掘り起こし、一つ一つ顕在化させていき、都市部と島嶼部を俯瞰的に見つめながら、解決に向けたアクションを起こしていきます。
「Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO」は島内外のワーカーが無料で利用できるコワーキングスペースです。「都市と地方の共存社会を、多様な働き方から描く。」という目的を胸に、ともに豊かで活力ある共創コミュニティを築き上げて行けたら幸いです。
多働海域コミュニティ『WELAGO』をどうぞよろしくお願いいたします。